社交ダンス競技会観戦のお勧め、楽しみ方(スーパージャパンカップダンス)

社交ダンスに少しでも興味を持っていただけたなら、是非競技会の見学をお勧めしたいと思います。今回は、ダンス競技会の1つスーパージャパンカップダンスについてお話したいと思います。

スーパージャパンカップダンス概要

日本ボールルームダンス連盟(JBDF)が国内4大ダンス競技会のひとつで、毎年3月初旬に幕張イベントホール(幕張メッセ)にて2日間にわたって開催されます。

内容としては、全日本セグエ選手権、全日本選抜ダンス選手権、ライジングスター競技会、スーパーシニア競技会、グランドシニア選手権、全日本ジュニア・ジュブナイル選手権が行われます。

ちなみに今年の開催日時はリンクを貼っておきます。2023スーパージャパンカップ大会要項など | 東部日本ボールルームダンス連盟 (jbdf-ejd.gr.jp)

ポスターを見ていただければわかるとおりスタンダード部門とラテン部門が日によって分かれているので、できるようでしたら2日間続けて観戦した方がいいと思われます。

スーパージャパンカップの特徴

全日本選抜ダンス選手権は、日本のプロ選手、アマ選手のスタンダード部門5種目、ラテンアメリカン部門5種目の競技大会です。共に実力最高峰の選手達の競技会なのでもちろん見る価値があるのですが、全日本セグエ選手権というのはこの大会でしか行われません。

セグエとはスタンダード・ラテンアメリカン共5種目中3種目以上で構成する。
(例えば、スタンダード種目で言えば、演技の中にワルツ、タンゴ、スローフォックストロットを組み込む。)→2022年から5種目中1種目以上で構成に変更
他のダンスからのエレメントも、振付けを豊かにし完成させるために利用することはで
きる。(マイケルジャクソンの踊りを入れてたりする選手もいました)また、通常競技会では認めらてないリフト(女性を持ち上げる)も3回まで認められています。

セグエダンス規定

通常の競技は複数組以上同時に踊って審査されるのですが、セグエ競技に関しては、1組ずつ踊ります。

音楽の選択、演技構成を選手達独自で考えてきたものを踊ることになります。規定がかなり自由になってフィギアスケートで言えばエキシビジョンみたいなものでしょうか?技術の他、演技構成的な要素でも競う競技です。

スーパージャパンカップダンス幕張イベントホールのチケット座席について

経験上チケットは当日でも会場で購入できます。1階席、アリーナ席はもちろんいいのですが、お値段は結構します。2階席E(4000円)、F(3000円)ぐらいでも充分楽しめると思いますし、1階席と比べ2階席の方は、会場全体を見渡せる利点もあります。2階席G(1000円)、3階席H(500円)は、お安いのですが、選手の判別もつきにくいので、さすがに見るのに苦労すると思います。

競技会の楽しみ方

有名選手の踊りを見る

まず、決勝に残るような選手を調べて覚えておくといいと思います。有名選手は月刊ダンスビューやyoutube等で調べておくといいでしょう。そこで、パンフレットの購入をお勧めします。その日のタイムスケジュールと出場選手の背番号を確認ができます。何組も出場するので、背番号がわからないとなかなかお目当ての有名選手を見つけることができないからです。

推しの選手を見つける

また、有名選手でなくても自分がいいなと思える推しの選手を見つけることもできます。そのときパンフレットを見て名前を知ることができます。プロの選手であれば、その方が在籍しているダンス教室に習いに行くといったこともできます。

自分は、昨年アマチュアの大木 大樹・風香ペアを知ることができました。

男女双子のペアで実に楽しそうに踊ります。表情がいい。競技ダンスはもちろん2人で踊るのですが、得てして個人個人のスキルで勝負してパートナーを見てないんじゃないかと感じるペアもいます。このペアはすごく2人で踊っているのを感じさせてくれるペアでした。

自分はちょっとダンスに挫折しかけてたのですが再びやる気をおこさせてくれました。

ショッピングを楽しむ

ホール外のスペース(館内移動通路)では、ダンス関連商品のお店が出張出店されています。ダンス衣装、ダンスシューズ、メイクアップ商品、ダンス音楽CD、ダンスレッスンDVD、ダンス教本等、一同に集まることはなかなかないので楽しいと思います。ダンスの衣装、靴なんかを購入するときは、お店の人に詳しく相談されるのがいいと思います。ダンス界はまだまだニッチな世界。なかなかネットで調べても出てこないよう情報を教えてくれたりもするので。

有名選手とすれ違うことができる

過去のチャンピオンや現役選手が普通にホール外スペースで歩いているときもあります。自分の中では芸能人と街ですれ違ったみたいな感覚です。自分の連れの友人がアマチャンピオン選手と知り合いだったので、一緒に写真撮ってもらったこともあります。さすがに知り合いでないと写真とかは難しいと思いますが。

ダンス競技会を見学して最も得られること

生で見る選手達の踊りはやはり迫力があります。特に走りながら踊るクイックステップのランなんかは、youtubeとかの映像だとカメラが追うのでスピード感を感じにくいですが、競技会で俯瞰で見るとその速さに驚くと思います。

またバンドの生演奏の音や拍手や歓声による熱気、そういう場所に行くと何よりも自分がこういう場所で踊ってみたいという気持ちがわいてきます。ダンスに挫折しかけたときもいい踊りを見てモチベーションがあがることもありました。是非一度観戦してみてください。また、選手として立ってみてください。

30歳代で始めるアマチュア選手でもこの舞台で踊れるチャンスは十分にあります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました