アウトサイドパートナーの定義は、”前進の時パートナーの右外側へステップする”パートナーの両足の間にステップ(インライン)ではなく、外にステップすればいいだけと思いがちですが、もう一つ注意する点があります。パートナーに対し、どの角度でステップするかということです。そこで、図により角度を考察しようと思います。あとアウトサイドパートナーで踊るフォワードロックとバックロックについても図で示したいと思います。
アウトサイドパートナーのステップとインラインのステップの違い
上から見た図です。インラインで進む方向はパートナーがまっすぐ下がる方に対して、アウトサイドパートナーはリーダーの顔が向いている方向にステップとなり根本的に踏み出す角度が違います。
スローフォックストロットのフェザーステップの最終歩やクイックステップのフォワードロック等は、2人の進行方向に対しパートナーはリーダーに対しボディは斜めに右ショルダーが先行になってます。
ナチュラルターンには、スタートのときによく使うインラインのナチュラルターンとシャッセフロムPPから入るアウトサイドパートナーのナチュラルターンの2種類あります。どうもアウトサイドパートナーから入るナチュラルターンが苦手な人は、進む角度がはっきりしていないのではないかと思われます。
アウトサイドパートナーで踊るステップ フォワードロック
クイックステップで使用するフォワードロックは、アウトサイドパートナーで、LODに対して壁斜めにステップします。壁と平行に真っすぐ進もうとすると、足をロックするたびに壁から離れていってしまうので、おかしなことになります。図2のようにリーダーの顔の向きは壁斜めに向け真っすぐ斜めに進みます。これに対しパートナーは進行方向に対して、右ショルダーを先行させながら進みます。わかりにくいかもしれませんが、図1を45度右に回転した図となっております。また、1歩目は、リーダーパートナーともCBMPにステップすることも重要。
アウトサイドパートナーで踊るステップ バックロック
こちらもクイックステップで使用するバックロックでは、フォワードロックに対して、リーダーとパートナーの位置が逆になっておりパートナーがリーダの外に前進してもらいます。こちらも1歩目は、リーダーパートナーともにCBMPになります。
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