社交ダンスの習い方①どこで教えてもらえばいいか?

社交ダンスの始め方

きっかけはなんであれ、社交ダンスを始めたいと思ったらどこに行くか?と迷う人がいるかもしれません。大学生であれば、学校の競技ダンス部(通称 学連)に入部されるのがいいかと思います。自分は経験がないので詳しくはわかりませんが、話を聞く限りかなり厳しい練習のようです。学連経験者に社会人になってから競技を始めたようなアマチュアダンサーが勝つには相当困難なことだと実感します。尚、上級生が身長差などのカップルバランスを考えて、誰と誰が組むかを決めるので組みたい人と組むというのは難しいそうです。相手がいないよりはいいですけど、それがいいか悪いかは難しいところです。

社会人であれば、大きく分けて2つの方向性があると思います。プロの先生が教える教室か、アマチュアの仲間で集まるサークルに行くことになります。サークルの方はアマチュアの上級者の方が講師のような形で教えてくれると思います。それぞれのメリット、デメリットを挙げていきたいと思います。

ダンス教室(プロ講師在籍)に通うメリット・デメリット

JBDFプロフェッショナルダンス教師認定試験、あるいはJDC(日本ダンス議会)ダンス教師認定試験の筆記と実技の試験に合格した教師が教えてくれています。尚、元競技会チャンピオンや現役競技会A級選手など実績がある講師が在籍している教室は人気がありますし、レベルも高いでしょう。

メリット①

競技ダンスで結果を出したい等、より高い目標を持っている人に適しています。団体レッスンの他、個人レッスン、ペアレッスンも行ってくれます。

メリット②

ダンスパーティーでデモンストレーションを行う場合、相手を先生がつとめてくれます。踊りたい音楽をリクエストすれば、1曲を踊りきるアマルガメーションは先生の方で考えてくれます。年1、2回の教室のダンスパーティーでデモンストレーションを目標に通っている生徒さんもいます。

アマルガメーション 2つ以上のフィガー(ステップを組み合わせた型、ナチュラルターンとかリバースターンとか技名がついています)を組み合わせたもの

デメリット①

サークルと比べると教える先生の競技実績にもよりますが、レッスン料が高額になる場合があります。

デメリット②

団体レッスンのに30~40歳代の生徒はほとんどいないと思った方がいいです。年齢層が上の方がほとんどで、20歳代の方が教室に通っていたとしても個人レッスンを本格的に習っている方だと思われます。同じ年代の仲間を見つけるのは難しいと思われます。

ダンスサークルに通うメリット・デメリット

サークルの発足はサークルごとで色々なのでどういう人が指導するかは決まっておりません。学生時代のダンス部経験者とかアマ競技会で実績がある人が教えるとか、特に指導者を決めず、練習だけいっしょにするという場合もあるでしょう。ヤングダンスサークルといって年齢制限を決めて同世代だけで活動しているサークルもあります。

メリット①

ヤングダンスサークルであれば、同世代の仲間を見つけやすい。サークルイベントとして旅行やクリスマスパーティーなども行ったりする。

メリット②

費用は、教室に通うより安く済むことが多いでしょう。

メリット③

大人数のサークルであれば、サークル内で競技会を開催しています。誰でも参加できて、男女ペアも固定しなくてよく、種目ごとに相手を変えてもよかったりと自由度の高い競技会となっております。

※JBDF等が開催している競技では、その連盟に個人個人で選手登録して、更にリーダー(男性)パートナー(女性)でカップル登録して初めて参加することができるので、かなり敷居が高い。

デメリット①

指導者に踊る技術があったとしても教えることに関してプロであるわけではないので、ダンスの上達は教室に比べると遅れるかもしれません。

デメリット②

ヤングダンスサークルであったとしても数年経過すれば、主催者、参加者の年齢もあがるので退会、解散のおそれはあります。

メリット、デメリットが双方あるので、お勧めは両方通った方がいい

始めは、まず気軽にダンスサークルに通ってみて、ダンスというものが自分に合うかどうか見極めるのもいいと思います。ある程度踊れるようになり、もっと本格的に習いたいと思ったらダンス教室に通って、プロの先生の個人レッスンを受けてみてはどうでしょうか?費用に余裕があるのでしたら、継続してダンス教室もダンスサークルも通うのが一番いいと思われます。

ただ、ヤングダンスサークルとなると年齢制限が35歳以下とかの場合があるので、始めるのなら早く始めた方がいいと思います。

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