社交ダンス スタンダード種目後退でボディコンタクトを外さないようにするには

社交ダンステクニック考察

スタンダード種目で前進はともかく、後退でパートナーとボディが離れてしまうことないでしょうか?自分はパートナーがついてきてくれないなんて思ってましたが、自分がパートナーをふさいで、足を出せないから、結果パートナーを置き去りにリーダーだけが後退してしまう状況でした。

スタンダード種目は、男女が左右にずれていてクローズポジションで前進や後退する場合、男女4本の足がぶつからないのように互い違いの位置を意識して歩いていきます。4トラックで歩くなんて、表現もあるようです。

(書籍 ダンスのからくり モダン出版より)

なので通常1人で歩くように2トラックで、単純に前後にまっすぐ歩いていてしまうと前進ではリーダーとパートナーの足がぶつかってしまうだろうし、後退では女性の足の出す位置がなくなり2人のボディコンタクトが離れてしまうなんてことが起こるでしょう。スローフォックストロットのエクステンデットリバースウェーブのようなずっと後退が続くような技なら4トラックで足の位置を気にしながら移動できるのですがパートナーをふさいでしまいがちなフィガーを上げたいと思います。

ワルツ ナチュラルスピンターン

ワルツのナチュラルターンの3歩で両足を閉じた後スピンターンに向けての後退ですとか、スピンターンの2歩目のライズした状態から3歩目の後退とかになるとつい4トラックであることを忘れてまっすぐ2トラックで後退してパートナーの足が出られなくなってしまうことが多くなるように思えます。自分の両足の間に女性の足を進ませるということを意識できればだいぶスムーズにいくことがわかります。

スローフォックストロット ナチュラルターン

もう一つ、パートナーのボディが離れやすい技としてはスローフォックストロットのナチュラルターンではないでしょうか?(自分は苦手なのでカーブドフェザーにしてしまうことが多いのでが・・・・)ナチュラルターンの2歩目で自分の左足をパートナーの右足の前に置き、パートナーの前進をふさいでしまいリーダーとパートナーが前後に離れてしまうトラブルが発生します。この後にオープンインピタスに入りたくてもパートナーを引き込めません。4トラックで考えるのなら、ナチュラルターンの2歩目の左足をパートナーの右足の右斜め前に置かなくてはならないでしょう。これをやるためには、ナチュラルターン1歩目がCBMの状態になっていることが重要ですね。CBMがなく普通にまっすぐ進んでしまうと2歩目が理想の位置におけません。

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