社交ダンス 競技会 踊り相手の探し方 踊り合わせ(お見合い)でのマナー・経験談

社交ダンスの始め方
beautiful ballroom dance couple in a dance pose isolated on white background. sensual proffessional dancers dancing walz, tango, slowfox and quickstep

JBDF競技会と全日本統一ダンス競技会では選手にが与えられるためカップル登録が必須です。ノービス級以外は毎回違う相手で競技に参加するといったようなことができません。

社交ダンスで上記のような競技会に出たいと思ったら、まず最難関になるのがリーダー・パートナーを見つけることです。

今回は、ペアになるお相手の探し方とダンスの”踊り合わせ”での経験談、マナーについて書きたいと思います。また踊り合わせでペア成立するためにした方がいいことをまとめました。

踊り合わせとは、ペア結成の前に実際に会い踊ってみて合意が得られればペア結成となります。お見合いとも言われます

ダンスペアの探し方

通っているダンス教室、ダンスサークル内で見つける

これが一番手っ取り早いのですが、30~40歳代の同世代で見つけようとすると難しいところです。20~30歳代を対象としたヤングサークルの方がお相手を見つけやすいです。ただ、固定ペアを組もうとなると自由度がなくなるので”サークル内輪だけで自主的に行われている競技会”だけ参加という方が好まれているようです。

サークル内で自主的に行われている内輪の競技会では、毎回踊り相手を変えてもかまいません。種目ごとに踊り相手を変えることもできます。ペア固定より気軽なので、こちらで頑張る人達も増えてます。但し、固定ペアで練習する方が技術の上達は早いことは言うまでもありません。

旦那様(奥様)、お付き合いしている彼氏(彼女)にダンスに興味を持ってもらいダンス競技パートナーになってもらう

見出しにこう書いたもののあまり成功例を聞いたことがありません。既婚者の女性の方が社交ダンスを趣味として始めたけど、旦那様はダンスに誘ってもやってくれないというパターンは多く、社交ダンス教室の生徒や社交ダンスパーティーは女性比率が高いのが現状です。

また、競技に参加していたダンスペアがそのままお付き合いするというケースはありますが、恋人カップルの一方がダンスをやっていて、お相手はダンスを全くやってないというのもあまり聞きません。実際のところ恋人とは別にダンスパートナーを持つこと自体難しいかもしれません。

なので、これは提案にはなりますが、ダンス競技会の観戦に一緒に行くなどして興味を持ってもらうことから始めてはどうでしょうか?

他記事でご紹介したスーパージャパンカップなどお勧めです。

社交ダンス競技会観戦のお勧め、楽しみ方(スーパージャパンカップダンス) | ボールルーム社交ダンス(アマチュア社交ダンサーの経験談とテクニック考察) (tmballroom.com)

または、社交ダンスを取扱った漫画や映画を勧めるというのも手です。これらを見て社交ダンスを始めたという人は結構います。以下の記事に漫画と映画のお勧めを載せてます。

お勧めの趣味 社交ダンスを始めてみませんか?社交ダンスの魅力と社交ダンス10種目の紹介 | ボールルーム社交ダンス(アマチュア社交ダンサーの経験談とテクニック考察) (tmballroom.com)

経験上ですが、男性はいったん始めてしまえば、女性より社交ダンスにのめりこみやすいです。

インターネットの”ダンスリーダー・パートナー募集”の掲示板で探す

社交ダンス/リーダーパートナー募集スペース/競技ダンス (wepcon.sub.jp)

他にもネット上で募集するサイトはありますが、上記のサイトは年齢・身長・地域・ダンス歴等条件をしぼって探すことができるので便利です。まず、掲示板上で連絡をとりよければ実際に会って”踊り合わせ”を行います。以下に自分が経験した際に気付いた注意点、マナー等を書いておきます。

待ち合わせ場所はダンス教室、あるいはダンス練習場にしましょう

残念なことに恋愛ナンパ目的の人だったり、自身のデーターを偽って会おうとする人もいます。実際、怖い目にあったという方もいらっしゃいました。街中で会って自分が乗ってきた車に乗せようとする人もいたとか・・・・

そういうことを避けるためにもダンス教室、ダンス練習場で会うことを勧めます。

恋愛目的の人でも最低でもダンスできなければならないですし、ダンス教室ならいざというとき先生が助けてくれます。ダンス練習場でもスタッフや練習している人達の目がありますので滅多なことはできないでしょう。

マナーとして会ったのならばその場で踊り合わせをしましょう

残念ながら、実際お会いしても気に入らなかった場合もあるかもしれません。踊りもしないで帰った人もいるそうです。

例え会ったときにペアを組むのは無理と感じたとしてもマナーとして踊り合わせはした方がいいでしょう。どっちみちお断りするのは同じかもしれませんが、踊りあわせをしたなら、ダンスが気に入らなかったのか、何なのか原因をぼかすことができます。

ペア結成をお願いしたいとき、断りたいときはできるだけ早めに申し出ましょう

お相手が気に入った場合は問題ありません、その場で申し込むのがいいでしょう。お相手は、他にも踊り合わせ予定の人が多数いる場合もあるので、早めに申し出る方がいいです。

お相手の方と組むのはどうも無理だと判断した場合は、その場で「ごめんなさい、無理そうです」と言ってあげるのが、相手にとってもいいかもしれませんが気が進みませんよね。また、相手が自分のことを気に入ってるとも限らないです。

そういう時は「まだ他の人と踊り合わせもありますか?」と聞いて相手が「あります」と答えたら、「そしたら、もし自分のことがいいようでしたらご連絡下さい」その場をおさめましょう。

また相手から「私は、あなたにお願いしたいです」と言われた場合は、「ちょっと他の人と踊り合わせの予定もありますので、決まったらご連絡します」と返しましょう。(この場合はほんとは予定ないけどあるという嘘でもいいし、新たに踊り合わせの予定を立てて、いい人が見つかったときに他の人と決まりましたと後日連絡して断る流れです。)嘘をつくのは心苦しいですが、優しい嘘だと思います。

実際自分も、「他にも踊り合わせの予定があります」とその場で言われ、後日「他の人に決まりました」と連絡を受けたことが何度もありましたが、原因もはっきりしないし、仕方ないなと思えるものです。

しかし、それでも断りの連絡は、早めにしてあげましょう。返事を待っているのはつらいものです。

断り方でよくない例

音信不通にする

これが最も傷つきます。察して欲しいという気持ちもあるようなのですが、気持ちを整理するのはなかなか難しいものです。

今日はお会いしたけど、これからは一人で練習に励みたい

この言い回しが不思議なことに成立すると思っている人が多いです。何のために今日会いに来たのかツッコミどころが満載です。しかも相手からすると押せば行けるかもしれないとも思ってしまいます。

断られたのならしつこく食い下がらない方がよい

残念ながら断られることは多々あります。ただそこでしつこく説得しようとしたりするのは得策ではありません。嫌がられるだけです。断られた原因は、他の踊り合わせ相手の方がよかったとか、少し遠距離だったとかあなた自身の問題ではなく、相対的に考えて駄目だったということもあります。

いい印象を残しておけば、他の人とちょっと練習したけど、やっぱりあなたの方がよかったので、もう一度お会いしてくれませんか?ということもあるかもしれません、自分は一度だけそういうこともありました。

ダンス踊り合わせで、ペア成立を成功させるためには?

ダンスペアの成立は結婚より難しいと言われることもあります。しかしながら、少しでも成功に導くために経験上これはした方がいいことをまとめます。

ダンス競技実績、上位級である方が有利である

これを言ってしまえば身もふたもないのですが、これは仕方ないです。男性は特にそうです。男性が上手ければ女性が技術不足でも上手に踊れてしまうこともありますし。

JBDF競技会であれば、D級ぐらいは欲しいところです。男性社交ダンス初心者は会ってくれることさえ難しいかもしれません。級持ちであれば、会ってくれる頻度も多くなるし、踊り合わせも気に入られやすいです。

実際のところダンス上級者どうし結成、解消を繰り返し、社会人から始めたダンス未熟者はいつまでたってもその輪の中に入っていけないような残酷なところもあります。

一人で練習して上達するのは限度があります。ペアになって練習することによって上達がみこめるものなのに組めないのでは、実力を上げようにないからです。

実績を示せ実力をあげよと言われても、誰も組んでくれないのにいったいどうしたら?と思うかもしれませんね。

そこで、提案したいのは”サークルで行われている競技会”に参加して実力を磨き、上位成績をとって実績とすることです。

上記に示したようにペアは固定ではないので自由度がありますし、参加のOKはもらいやすいです。事前にペアで申し込みしてなくても、飛び入り参加で余った人同士で競技参加できる場合もあるようです。

サークル競技会で成績上位をとり、それをダンスリーダー・パートナー募集掲示板のプロフィールに記載すれば、会ってくれる可能性も高まるかもしれません。また、そこで組んだ人に気に入られてJBDF競技会に出るなんてことも可能かもしれません。やってみる価値はあると思います。

男性ならどの種目でも1曲踊れるルーティンを用意しておく

踊りあわせで踊りが上手くいくことが大事なのは言うまでもありません。団体レッスンでやっているルーティンでもなんでもいいので、迷うことなくできるようにしておきましょう。踊り合わせで迷って止まってしまうのは悪印象です。ダンスパーティーに参加してアドリブができるようにしておくと尚いいです。

ダンス衣装だけでなく外出用服装にも注意する

これは、実体験なのですが、踊り合わせした女性からもっとファッションに気を使った方がいいのでは?と何度か言われたことがあります。ダンス衣装だけ大丈夫ならいいやと思ってたのですが、結構女性は気にするようです。ユニクロ等で充分です。自分に似合う服というのは考えた方がいいようです。

まとめ

ペア結成が決まる時は、大抵は踊り合わせのその場で決まります。

返事を持ち帰られる時は、あまり期待しないで待っていた方が精神衛生上いいと思います。後日いい返事もらえるときもありますけどね。

次に会う人に何とか気に入ってもらえるよう、ダンスの技術だけでなく身だしなみ、コミュニケーション、考えらえることはすべて磨きましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました